雑草

防草シートの日本農業システム



 スギナ
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 スギナは北海道から九州、北半球の暖帯から寒帯にかけて広く分布する夏緑性の多年生シダ植物。日本では全国的な強害畑地雑草である。

 生育地は広範であり、日当たりの良い原野、土手、道端、線路沿い、樹園地、畑地、湿原の中、乾燥傾向の場所にも生育し、時として畑の害草としてやっかいがられる植物でもある。

 胞子とともに地下茎でも繁殖し、この写真のように純群落を形成することもある。

 このような密に生育する場所では胞子嚢穂を形成することは少ない。

 春に胞子茎をだす。この胞子茎を筆に例え、土筆と書いてツクシと読む。

 胞子茎が枯れると、光合成を行う栄養茎が伸びてくる。

 栄養茎は節で枝分かれし、内部は中空。

 普通我々が見ているスギナは、実はこの枝分かれした茎であり、葉は退化して節の部分に鞘状となっている。


 メヒシバ
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 1年草。生育期間5~10月。種子で繁殖。

 オヒシバと同様畑地や道端、空き地などによく生育する。

 オヒシバに似ているが茎や葉鞘が赤みを帯び、節にも葉鞘にも毛がないので区別がつく。


 オヒシバ
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 1年草。生育期間5~10月。種子で繁殖。

 メヒシバと共に夏の害草の一つである強いひげ根を張って成育し、引き抜き難しく、しかも踏み付けにも強いので、道端や庭などにもよく生育する。

 茎はメヒシバは丸いがオヒシバは扁平で滑らか、分けつして株になり高さ20~60cmになる。


 スズメノテッポウ


 1年草。生育期間5~10月。種子で繁殖。

 畑の周り、道端や空き地などいたるところに生育します。

 発生量も多く、春のイネ科雑草の代表的な害草の一つです。

 茎は円柱形で中空、葉は線形で先は次第にとがり柔らかく無毛です。

 3~5月に茎の先に円柱状に細長い淡緑色の穂を出します。


 シバムギ
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 葉は5~15cm、幅3~8mmでざらついていて、葉舌は高さ1mm未満、葉鞘の口部には細い三日月型の葉耳があります。

 春から夏にかけて長さ10~20cmの穂を出し、長さ8~10mmで4~7の小さい花からなる無柄の小穂を密につけます。

 春に発生して、花期は7~8月です。


 ススキ
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 地下茎はないので、株を形成して生育する。

 葉の中央には白い筋がある。

 縁には鋭いギザギザがあり、時として手を切ってしまう。

 花は8月頃から咲き始め、はじめは花枝は横に開いているが、やがてすぼんで尾状になる。


 ギシギシ
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 牧草地、道端、空き地などに普通に生育します。

 葉は細長く緑が波打っており、茎は直立しています。

 5~8月、茎の先端に淡緑色の小花を円すい状につけます。


 クズ
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 葉は3出複葉、小葉は草質で幅広く、とても大きい。

 つるは年がたつと太くなり、やや木質化する。

 地面を這うつるは、節から根を出し、あちこちに根付く。


 マツバイ
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 マツバイは日本全国、朝鮮、中国などに分布する1年草。

 水田、ため池の湖岸、河原などの泥質の湿った場所に生育する。


 ホタルイ
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 ホタルイは日本全国の水田、沼沢地、ため池の湖岸などに生育する多年生の草本。

 朝鮮、中国、台湾、インド、インドネシアなどに広く分布する。


 ウリカワ
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 地下茎の先に新芽をつくって増え、かなりまとまった群落を形成します。

 線形の葉は、長さ10~20cmくらい。

  皮ひきでむいたキュウリの皮に似ているため、その名がつきました。


 ミズガヤツリ
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 地下茎の先に新芽をつくって増え、かなりまとまった群落を形成します。

 線形の葉は、長さ10~20cmくらい。

  皮ひきでむいたキュウリの皮に似ているため、その名がつきました。


 クログワイ
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 地に生育する植物で、泥の中に地下茎を長く這わせる。

 あちこちからそれぞれ少数ずつの花茎を出し、それが真っすぐに上に伸びるので、全体としては一面に花茎が立ち並ぶ群落を作る。

 花茎は高さ40-80cm、緑色でつやがあり、断面は円形、先端までほとんど太さは変わらない。

 花茎の内部は中空になっていて、所々にしきりの壁(隔壁)が入っている。


 シズイ
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 多年生草本。

 まばらに叢生し、地下茎に細い走出枝を引き、その先端に小さな塊茎をつくる。

 稈は三角形で高さ40~90cm、下部に3~5個の葉を生じる。


 エゾノサヤヌカグサ
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 クサヨシが水上1m程せり出し、その先にそこだけせり出して半径3m程の群落。

 穂はササのように硬く見え、ヨシのように水中から穂立ちしていない(周辺ヨシは開花期)。

 葉は基部に葉舌がある。

 撮影時水深60-80cm。

 根が水上まで張りだしている。


 キシュウスズメノヒエ
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 平野部の水郷地帯や水田腋の小川、放棄水田、ため池の湖岸などの水湿地に群落を形成して生育する。

 茎は泥の表面、浅い地中を横に伸びる。

 水域では水中を伸びて浮き芝状の群落を形成する。

 節から発根する。


 ヘラオモダカ
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 水田や溝など浅い水中に生える多年草です。

 葉がヘラ状のオモダカということなのでしょう。

 枝分れした花茎を出し,直径 7,8 ミリの白い 3 弁の花をつけます。


 ノビエ
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 水田に最も普通に見られ、水田雑草の代表的なもので、発生量の多く、イネに最も大きな被害を与える強害草です。


 セリ
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 湿地やあぜ道、休耕田など土壌水分の多い場所に自生し、半ば水につかっていることもある湿地性植物である。

 高さは30cmほど。

 茎は泥の中や表面を横に這い、あちこちから葉を伸ばす。


 アオミドロ
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 浅くて栄養豊富な場所であれば、様々な淡水にごく普通に見られ、よく繁殖して緑色のカーペット状になる。

 水田や溝にもごく普通に存在する。